ベルソルト・ライビンガー・イノベーション賞 – ULTEC Inc.

ULTECはその最先端の深紫外レーザーダイオード技術により、光学技術分野で世界的に権威のあるBerthold Leibinger Innovationspreis（ベルソルト・ライビンガー・イノベーション賞）にて第3位を受賞しました。

長年「不可能」とされてきた青色LEDやレーザーダイオードの実現は照明やディスプレイ技術を一変させ、世界を変えました。そして今日、研究者たちはさらに短い波長、すなわち300 nm未満の光を発するコンパクトかつ高効率なレーザーダイオード技術に挑み続けてきました。

今回、ULTECの開発した300 nm未満の波長で動作するコンパクトかつ高効率なレーザーダイオードは、まさにその成果の一つです。半導体製造、殺菌、精密検査といった分野への応用可能性が高く、審査員団からも高い評価を受けました。

審査員を代表して、ASML NV 前社長兼CTOの Dr. h.c. M.A. Martin van den Brink 氏は次のようにコメントしました：

「このグループは、これらの半導体構造の製造における複雑性について深い知見を有していることを示しました。さらに、関連して生じるあらゆる課題を体系的に特定し、それぞれに対して適切な解決策を開発しました。」

(2025年6月20日)

このたび，当社の深紫外レーザーダイオード技術が，
2025年度「ベルソルトライビンガーイノベーション賞（Berthold Leibinger Innovation Prize）」において，ファイナリストとして選出されました．

本賞は，光学・レーザー技術分野における世界的な権威を持つイノベーションアワードであり，
革新的かつ社会的インパクトの高い研究・開発成果に贈られます．

ULTECが開発を進めてきた深紫外レーザーダイオードは，
次世代の微細加工・バイオ分析・殺菌応用など，幅広い産業での活用が期待されている最先端技術です．

このような栄誉ある場で評価いただけたことを大変光栄に思うとともに，
今後も社会に貢献する技術革新を推進してまいります．